光城山・長峰山
 911・933 M 
登山ルート  光城山登山口→光城山→長峰山→(もときた道を戻る)
 

   古峯神社のある光城山山頂 

    梓川SAから見た光城山 


   満開の桜並木を登って山頂へ、北アの展望も欲しいままに!
光城山は長野県の桜の名所で、安曇野市豊科町にある標高912mの里山である。ネットの
桜前線情報を毎日チェックしていた。長野県の他の平地の桜の名所が満開なのに光城山は
つぼみとあった。だが、咲き始めたら、3−4日で満開になりそうで、ちょうど休日にあ
たった。豊科インターで降りて、19号に出て、山の手前で右折する。すると、「光城山登
山口」道標がある。そこで左折すれば登山口に行く。光城山登山口には8時過ぎに着いた
が、数十台駐車のスペースはほぼ満車で驚いた。
光城山は右上の写真のごとく登山道にはソメイヨシノの桜並木が山頂まである。そして、
なんと言っても、北アルプスーー蝶ガ岳、常念岳、横道岳、大天井岳、燕岳、餓鬼岳の山
並みが望めるという好立地だ。
登山口でも常念岳、蝶ガ岳、横通岳などの山並みが見える。この時期はまだ雪も多く、山
が映える。「遊歩道さくら並木」の道標にしたがい少し登ると、すぐ桜並木となる。樹間
から常念岳などは見えるが、とても撮影する代物ではない。
多くのハイカーが登るので、土は固く、意外と急斜面なので滑りやすい。下の方の桜は葉
桜になりかけている。が、上の方の桜は期待できそうだ。三脚を持ったアマチュアカメラ
マンがところどころ見かける。
その人たちは、樹間から常念岳を狙って撮影しているようだった。「さくら池」分岐を通
過して登ってゆく。老若男女が訪れる地元に愛される里山だ。標高差350mほど登ればいい
ので手軽な山だ。
途中、「中間点」の道標があった。20分しか経っていない。ここらから桜の花は綺麗にな
った。ジグザグな登山道なので、急傾斜の割には登るのが楽だ。また、「アカマツコース
」などの分岐もある。さらに大きくジグザグできる道らしい。
アマチュアカメラマンの真似をしようと、樹間から常念岳が見えるポイントを探しながら
登るが、なかなか見つからない。そうこうしている内にの傾斜が緩くなり、山頂手前ま
で来たらしい。桜を鑑賞して休憩しているハイカーもいる。
その先にシダレ桜の木が1本あり、階段の登りがあった。その北側が木がなく展望が利き
そうだった。カメラを持ったハイカーが数人が立ち止まっていた。私もそこへ行く。ここ
が満開の桜と北アの山並みをセットで撮影するスポットだった。
さらに少し進むと、北アルプスが見える展望スポットがあり、「北アルプス眺望」のマッ
プがあり、山並みの説明があった。それによると、常念岳の左右に北穂高岳、槍ガ岳がち
らっと見えるらしいが、春霞で見えなかった。
なだらかな道を奥へ進み、トイレと休憩小屋を通り過ぎる。ちょっと小高い場所に古峰神
社(光城山山頂)があった。ところで、ここまで地元の人は林道を走って車でこれるので、
花見客が古峯神社を通って来る。
そちらの林道にある駐車場の方へ歩いてゆくと、「長峰山」という道標があった。光城山
だけだは45分あれば登ってしまうので、あと45分足を延ばして長峰山まで行くつもりだ。
舗装された林道歩きだ。ヤマザクラが数本咲いていたが、花はなく単調な歩きだ。ただ、
空気はすがすがしく快適なウオーキングだ。
途中、カーブのところで北アルプスの山並みが望めるところがある。立ち止まってしばし
眺めて休む。前方を歩いてゆき、左手に小高い丘のような山、東屋が屋根がやや下に見
える山が長峰山だ。
その分岐の手前に「天平の森」があるが、レストランと展望風呂のある大きな建物が
ある。そこを過ぎると、長峰山の分岐がある。
アカマツの樹木が目立つ階段を登ってゆく。「蝶の森」という広場があった。ここはハイ
カーしか来ないので、東屋を一人占めできるスポットだ。さらに先へ進むと、右手に駐車
場とトイレが見え、そこから来る道と合流する。左へ曲がり樹林を抜ければ左下の写真に
示す広い長峰山山頂だ。
ここからは蝶ガ岳、常念岳、燕岳の山並みに加えて鹿島槍ガ岳、五竜岳、白馬連峰までの
大パノラマ風景が眺められる。しかし、今日は白馬方面の稜線には雲か霞がかかり、すっ
きりしなかった。餓鬼岳まではすっきり見えたのに。
帰りは往路を戻った。光城山からの降りは桜と北アの展望を2度見ることができるゆえ、
十二分に堪能できた。右上の光城山はやはり帰路に梓川SAに立ち寄りゲットした山姿で
ある。
[2009年4月19日第1回目登山]
 

      長峰山山頂 

    桜を額縁にした常念岳 

大滝山     蝶ガ岳     常念岳  横通岳 大天井岳    燕岳 餓鬼岳    光城山から眺めた北アルプスのパノラマ風景 

                                                
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